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ID NOWは核酸検出検査のひとつであり、一般的なPCR検査(RT-PCR)と同じく遺伝子検査に分類されます。RT-PCRより短時間で判定を行え、陽性だと最短5分、陰性だと13分で結果がでます。
①新型コロナウイルスの検査は、わずか12分未満で遺伝子検査の結果を提供します。リアルタイムに検査結果を得ることで、患者さまの初診時に実施可能な治療方針を立てることに貢献します。発病後12時間以上経過している場合は一般的な抗原検査を行うことが多いです。
②A群ベータ溶血連鎖球菌の検査では15歳未満の方が保険対象となります。この検査では、迅速に結果が得られるため、患者さまの治療に影響する臨床判断をリアルタイムで行うことができます。
③インフルエンザA/Bの検査では、「発症から12時間以内」かつ「5歳未満」「65歳以上」もしくは「重症リスクがある方(喘息など)」の方が保険診療の対象となります。
①~③に当てはまらない方は本検査が出来ません。(その際は一般的な抗原検査にて対応しております。)13分以内に精度の高いインフルエンザの遺伝子検査の結果を提供します。

トリアージテストメータープロは、急性心筋梗塞の診断の補助や肺梗塞の深部静脈血栓症の診断の補助として使用できます。
急性心筋梗塞の診断の補助では、クレアチンキナーゼMB(CK-MB )、ミオグロビン、トロポニンIのレベルを測定できます。採血後約15分で結果が出ます。あまり胸部症状からの時間が短いと十分な結果が得られないことがあります。肺梗塞の深部静脈血栓症の診断の補助では、肺動脈血栓症や深部下肢静脈血栓症などのときに上昇するD-ダイマーというものを迅速に検査いたします。採血後約15分で結果が出ます。

超音波診断装置は、心臓超音波・頸動脈エコー・腹部超音波検査などに使用します。
①心臓超音波では、心臓の働きを検査し、心筋の動き、厚みや形態、弁の状態と機能などが確認できます。
②頸動脈エコーでは、頸動脈の血管壁の厚さや血管内部の状態を確認していきます。頸動脈エコーでは、血管壁にプラークがどのくらいあるか、血管がどのくらい狭くなっているかなどがわかり動脈硬化の進展が確認できます。
③腹部超音波検査とは、超音波診断装置を用いて腹腔内や骨盤内臓器の病変、腹水、出血などの有無を簡便に調べることができる検査です。腹部超音波検査で観察することのできる臓器は、肝臓、胆のう、脾臓、すい臓、腎臓、子宮、卵巣、前立腺 膀胱など多岐にわたります。この検査だけで病名を確定することはできませんが、各臓器の病変の発見に役立ちます。

一酸化窒素ガス分析装置は、呼気中の一酸化窒素(NO)の濃度を測定することで、気道の炎症の状態を把握する装置です。この検査により、気管支喘息などの呼吸器系疾患の早期診断や、治療の効果をより詳細に評価することが可能です。

デジタルレントゲン撮影は、体内を詳細に確認する放射線検査の一つです。従来より放射線量を抑え、鮮明な画像を短時間で取得できます。肺や骨の状態の確認に加え、当院では胸部レントゲンにAIを導入し、肺がんなどの見落としを防ぐ精度向上に努めています。また、胃のバリウム検査も実施し、胃の状態を詳細に確認することが可能です。

血管の硬さを示すCAVIと、血管の詰まりを示すABIの2つの指標を測定できる機器です。これらの測定により、血管の状態を数値として確認することができ、健康管理の一環として役立てられます。非侵襲的な検査のため、身体的負担が少なく、測定結果も視覚的に確認できる点が特徴です。

ワーファリンを内服されている方の薬の作用を確認するための機器です。PT-INR(プロトロンビン時間-国際標準比)を簡便かつ迅速に測定でき、測定時間は約1分以内です。検査は診療前や診療中に行うことができ、その場で結果を確認できる点が特徴です。患者様の治療計画や管理に役立てられる測定機器です。

24時間の血圧変動を記録する機器です。近年、夜間血圧を含む血圧変動の重要性が注目されており、24時間の血圧測定は高血圧の診断や治療効果の評価の一環として利用されます。この測定により、日中や夜間の血圧の動向を把握し、より適切な治療計画の検討に役立てることが可能です。

24時間心電図は、不整脈や虚血性心疾患の可能性を確認するために行う検査です。このFM150は、従来の機器とは異なり、装着中でもシャワーや入浴が可能な設計となっています。日常生活への影響を最小限に抑えながら、心電図を記録できる点が特徴です。

心電図検査は、心臓の電気的な活動を記録し、心臓のリズムや状態を確認する検査です。不整脈や心筋の異常、虚血性心疾患などの早期発見や評価に役立ちます。検査は非侵襲的で短時間で終了し、患者さまへの負担も少ないため、安心して受けていただけます。

この移動式免疫蛍光分析装置「シオノスポットリーダー」は、心不全の病態把握に役立つBNP(ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド)を測定する機器です。BNP検査結果は約15分で提供され、検体は全血で対応可能です。測定結果は数値で示され、分かりやすい情報を提供します。診察前や診察時に検査を実施できるため、患者さまの病態を迅速に把握することが可能です。この機器を使用することで、診断や治療方針の決定に役立つ情報を提供します。